収益物件で使える東京海上日動の火災保険

こんにちは「百年投資家」です。今回は東京海上日動の火災保険で注目しておきたい特約や自動補償について見ていきたいと思います(火災保険を安くする方法につきましては「収益物件の火災保険を安くする方法」をご参照ください)。

東京海上日動の火災保険では三井住友海上では補償対象となるか微妙な水道管凍結による修理代金を自動補償により補償してもらう事ができます。

東京海上日動の火災保険

火災

東京海上日動の火災保険では基本の保険(補償)として下記が適用となります。金額も高くなく、私が所有している木造一戸建てで全ての保険をつけて5年で6万円程度でした(軽量鉄骨の場合、さらに安く10年で5万円程度です)。

  • 火災・落雷・破裂・爆発による損害
  • 風災・雹災・雪災による損害
  • 水災による損害
  • 盗難・水濡れ・建物の外部からの物体の衝突などによる損害
  • 上記以外の偶然な事故による破損などの損害
上記以外に自動補償として「残存物取片付づけ費用保険金」「失火見舞費用保険金」「損害拡大防止費用保険金」「修理付帯費用保険金」「水道管凍結修理費用保険金」「地震火災費用保険金」などが自動補償としてつきます。この中で使う頻度が高いのが水道凍結修理費用保険金です。

水道管凍結修理費用保険金

水道管凍結修理費用保険金とは建物の専用水道管が凍結によって損壊を受け、修理した時の修理費用を補償してくれます。

1事故あたり10万円が限度ですが局所修理のみだと10万円以下で行う事ができますので使いやすい保険といえます。なお、水道管の更新や更生費用については「一戸建てやマンションの水道管の更生更新工事の費用」で記載しております。

大家が入った方が良い賠償責任などのリスクに備える特約

火災保険

東京海上日動では上記以外にオプションで選ぶ事ができる特約が存在します。不動産投資(不動産賃貸業)で必ず入っておいた方がいい特約は「建物管理賠償責任補償特約」「建物付属機械設備等電気的・機械的事故補償特約」です。

建物管理賠償責任補償特約

建物管理賠償責任補償特約は補償の内容としては施設賠償責任保険と同様で工作物責任による賠償責任を補償するものです。

建物の管理不備に起因する偶然な事故により他人に怪我などをさせたり、他人の物を壊したりした場合の法律上の賠償費用を補償してくれます。保険金額は5年で2000円程度とかなり安いので必ず入っておいた方がいい特約と言えるでしょう!

建物付属機械設備等電気的・機械的事故補償特約

建物付属機械設備等電気的・機械的事故補償特約は建物の機械設備に電気的または機械的事故が生じ故障した場合の修理費用を補償してくれます。

自然消耗や自然劣化の場合は補償の対象外ですが、給湯器が突然壊れた場合やエアコンが突然壊れた場合などは補償の対象となる可能性があります。

また、一棟物件の場合、給水ポンプが故障し断水する事があります。そのようなケースでも、この特約に入ることで保険金が支払われる可能性があります。

東京海上日動の火災保険まとめ

火災保険はどの保険会社でも内容に大きな違いはありません。特約も似たものが多いので特にどの保険会社が良いということはありませんがパンフレットはよく読んでおいた方が良いでしょう!今回の記事が収益物件の火災保険や不動産投資の参考になりましたら幸いです。

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