こんにちは百年投資家の株式投資です。今回は株式投資やFXで使える安値圏の逆三尊について書いていきたいと思います。高配当株への投資やスワップ金利用のポジションを作るときに使える投資手法です。
逆三尊でFXや株式投資
逆三尊は別名ヘッド アンド ショルダーズ ボトムとも呼ばれます。下記の図のように3回安値をつけてその真ん中の安値が一番深くなるチャートパターンです。安値圏でこの形が出るとかなり強力な底打ち、上昇転換のパターンとなる為、上手くスワップ金利用のポジションや高配当株のポジションを作る事が出来ればキャピタルゲインとともにインカムゲインを得る事が出来ます。
買いシグナルとしてはネックラインを陽線ではっきりと上抜けする事で出来高を伴っていると買いシグナルの確実性が増します。ネックラインとは、逆三尊の2回目の戻り高値を結んだ線の事で為替や株価がこのラインを陽線で突破したら逆三尊の形は完成したと見る事が出来ます。
逆三尊のチャートパターンでは三角持ち合いやトレンドライン突破同様にネックラインの突破後に一度、押し目をつける事があるのでじっくりと押し目を狙ってスワップ金利ポジションなどを作るのも戦略としてはアリです!
逆三尊に使いやすいローソク足
逆三尊に使いやすいローソク足としては長ければ長い足ほど、信用があり、騙しは少ないです。ただ、チャートパターンとして強力なため、デイトレなどで使う1時間足などでも使う事が出来ます。
ポジション撤退と利確のポイント
逆三尊は底打ちの形としてWボトム以上に強力な形です。一度完成すると多少ネックラインを下回ったくらいではパターンは崩れないため、損切り(撤退)のポイントとしては逆三尊の最も安値の部分もしくは逆三尊のネックライン下にある中長期移動平均線(75日移動平均線など)をはっきりと陰線で割り込む水準で良いでしょう!
利益確定についてはスワップ用のポジションの場合、ある程度余裕を持った移動平均線に沿って逆指値を調整しながら配置しておくとスワップ金利と共に価格上昇によるキャピタルゲインを得る事が出来ます。今回の記事が株式投資やFXの参考になりましたら幸いです。