こんにちは百年投資家の株式投資です。今回は株式投資やFXで使えるWボトムの投資パターンについて書いていきたいと思います。具体的には高金利通貨の南アフリカランドなどが下記の週足のチャートのようにWボトムから中期上昇トレンドへ転換しました。
Wボトムで株式投資やFXスワップ金利投資
Wボトムとは同じくらいの水準で2回の安値をつけるチャートの形です。逆三尊と同じように安値圏でこの形が形成されるとその後、株価や為替は底打ちして上昇トレンドに入る事が多くなります。またWボトムは逆三尊に似たパターンですが、逆三尊に比べると頻繁に現れその分だけ騙しも多くなります。
Wボトムにも、逆三尊と同じくネックラインがあります。Wボトムの場合のネックラインは、Wボトムの間の戻り高値水準です。株価や為替がこのネックラインを突破するとWボトムが完成したと見られ底打ち、上昇トレンド入りしたサインんと見る事が出来ますので赤○のところが買いを入れるポイントとなります。Wボトムの場合も出来高を伴った陽線であればある程度信頼が出来るチャートパターンであり出来高が小さい場合、騙しの場合もあります。
Wボトムに使いやすいローソク足
Wボトムに使いやすいローソク足としてはやはり期間の長いローソク足が良いです。特にスワップ金利用のポジションを作る場合や高配当株のポジションを作る時は中長期投資になりますので少なくとも日足などある程度の期間の足型を使い買いエントリーする事でスワップ金利などのインカムゲインと共にキャピタルゲインを得る事ができる良いポジションを作れます。
個人的にはWボトムは騙しの場合、逆三尊になる場合や下降トレンドが継続する事が多い事から短期の分足や時間足でのエントリーには使っていません。もし、Wボトムをデイトレ等で使うならばドル/円やユーロ/ドルなどメジャー通貨ペアがいいと思います。
ポジション撤退と利確のポイント
ポジション撤退のポイントは逆三尊と同様でWボトムの最も安い価格を陰線で下抜けした場合やWボトムの中にある移動平均線である程度、抵抗ラインとなっている物を利用すると良いでしょう、利益確定(利確)のポイントとしてはWボトムの上下幅をネックラインに加えた水準はよく使われます。
ただ、スワップ金利ポジションや高配当株ポジションならばあまり無理して売却する必要はないので離れた移動平均線に逆指値を指しながら可能な限り長く持つ事を意識した方が良いでしょう!今回の記事がFXや株式投資の参考になりましたら幸いです。