百年投資家

高校生の時から株式投資をしている30代の人。10代から始めた株式投資と20代前半から始めた不動産投資・事業経営で財を作り20代後半から一応セミリタイア中。趣味は旅行とビジネスと投資なのでセミリタイアしたけど小さな会社経営や投資活動をしています。尊敬している投資家はウォーレン・バフェット。

投資考察・ビジネス基礎

株式投資で負けないためのPBR(株価純資産倍率)の知識

こんにちは百年投資家の株式投資です。今回は初めて株式投資をする方向けにPBR(株価純資産倍率)について書いていきたいと思います。PBRについては「東証二部銘柄 4107 伊勢化学工業」の分析でも言及しています。

PBR(株価純資産倍率)とは

株式投資

PBRとは会社の資産から見た割安さを計る指標です。計算式は「株価÷1株株主資本」となっており、株価が1株株主資本の何倍かを計算します。

株主資本とは

株主資本とは会社の資産から負債を引いた額のことです。つまり、負債を返した後に残る「純粋な資産」と言える部分を言います。そして、この純粋な資産を1株あたりに割った額が「1株株主資本」です。

1株株主資本は会社が解散した時に、株主に返還される資産価格のことでもあります。そのため、1株株主資本は解散価値や清算価値とも呼ばれています。

PBRの具体的な計算

1株株主資本が1000円の場合、株価が1000円ならPBRは1倍になります。株価が2000円ならPBRは2倍、株価が500円ならPBRは0.5倍です。

常識的に考えて、株価が1株株主資本よりも安い水準にあればこれはお買い得な水準と言えます。そのため基本的にはPBR1倍以下は割安と判断できます。しかし、業績の先行きが非常に暗い会社や赤字を垂れ流しているような会社の場合、PBR1倍以下だとしても割安とは言い難いです。

PBRとトレード

PBRと投資

業績や会社内容も悪くなく、財務基盤もしっかりしているような銘柄の場合、PBR1倍というのはかなり強力な下値メドとなっており、株式相場でも下落が続いていた株価がPBR1倍付近で下げ止まることはよくあります。

こう言った会社ではPBR1倍付近で株を仕込、上昇した段階で売ることでキャピタルゲインを獲得することができます。

PBRまとめ

PBRについて書かせていただきましたが、私が投資をするときにPBRはそこまで重視しておりません。PBR1倍以下の株も買いますし、PBR2〜5倍程度の株も買います。

ただ、PER同様、あまりにもPBRが高い会社は収益性なども含めて論理的な説明や解釈ができない限り大損する可能性がありますので買いません。今回の記事が株式投資の参考になりましたら幸いです。

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