百年投資家

高校生の時から株式投資をしている30代の人。10代から始めた株式投資と20代前半から始めた不動産投資・事業経営で財を作り20代後半から一応セミリタイア中。趣味は旅行とビジネスと投資なのでセミリタイアしたけど小さな会社経営や投資活動をしています。尊敬している投資家はウォーレン・バフェット。

日本株 資源・電力・石油

東証二部銘柄 4107 伊勢化学工業を分析

こんにちは百年投資家の株式投資です!!今回は高配当銘柄の一つである伊勢化学工業を分析したいと思います。伊勢化学工業は10年以上前から度々投資させて頂いた会社です。グロース株というよりバリュー株に位置づけられ投資で負けた事は無い株です。

伊勢化学工業

伊勢化学工業

チャートは上記の通りとなっています。自己資本比率85%、利益剰余金は現在の時価総額以上、PBR1倍以下、現金同等物85億円、時価総額123億円となっています。

決算短信の最新B/S(貸借対照表)を見ると「現金及び預金」「受取手形及び売掛金」「短期貸付金」を合計すると約122億円あり、時価総額相当額の現金に変わる資産を持っているキャッシュリッチな企業です。

概要

主力のヨウ素市況なおジリ安。農薬向け数量も落ち込んだまま。金属化合物の赤字縮小及ばず。減配。17年12月期は造影剤・液晶向け着実だが、安値競争の収束見通し難。ヨウ素の抽出率向上でも連続減益。(会社四季報より引用)

2位企業に続き最大手も安売り攻勢。シェア争奪戦激化。周辺装置の一部先送りあるが、当社の設備投資の基本方針不変。17年度も生産井戸は3~4本新設。 (会社四季報より引用)

来季予想

今季も業績はよくありませんでしが来季はさらに最悪となっており、通期での予想一株利益は5.88円となっています。これをPERに換算すると約82倍となっており、PERだけから見るとカナリ割高と言えます。

また、配当利回りは来季予想で2%となっており、この数字だけを見ると高配当とは言い難いです。

伊勢化学と投資戦略

来季予想は悪いですが営業活動によるキャッシュフロー、フリーキャッシュフローはしっかり確保しており、チャートやPBRから考えても400円〜450円の価格帯は積極的に買っていきたいと思っています。

こう言った市場で全く注目されない優良財務体質の銘柄は好きで安い価格帯で仕込んでおけばほぼ負けることはありません(いずれ上がることが殆どです、投資戦略としてはバリュー株投資になると思います)。今回の記事が株式投資の参考になりましたら幸いです。

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

百年投資家

高校生の時から株式投資をしている30代の人。10代から始めた株式投資と20代前半から始めた不動産投資・事業経営で財を作り20代後半から一応セミリタイア中。趣味は旅行とビジネスと投資なのでセミリタイアしたけど小さな会社経営や投資活動をしています。尊敬している投資家はウォーレン・バフェット。

-日本株, 資源・電力・石油