パイロットコーポレーション(7846)

こんにちは投資家の波平です。今回は数年前から買いたかったパイロットコーポレーション(7846)の銘柄分析について記載して行きたいと思います。

この会社は毎年膨大なフリーキャッシュフローを出していますが、波平の投資基準としては株価が割高だったため数年間、見送っていましたが株価もいい水準まで落ちてきたので100株だけ買いました。

パイロットコーポレーション(7846)のキャッシュフローを分析

パイロットコーポレーション(7846)のキャッシュフロー
(画像引用元:マネックス証券)

パイロットコーポレーション(7846)の2007年から2018年のキャッシュフローの推移は上記のようになっております。営業キャッシュフロー(営業CF)とフリーキャッシュフロー(FCF)が右肩上がりとなっており、オービックほどではありませんが、理想的なキャッシュフローの推移と言えます。

通常、このような会社の市場評価は高くPERは20倍を超えることが多いですが、パイロットコーポーレーションの現在のPERは10倍程度となっており、PERの面からは割安感があります。

時価総額はFCF何年分か?

フリーキャッシュフローはウォーレンバフェットの書籍などで紹介されているオーナー利益に近い概念です(オーナー利益は営業CF−現状維持のための投資)。

そのため、波平が投資先を分析するときは不動産でも株でも、可能な限り実質的なオーナー利益の概算額を算出し何年で回収ができるかを見ます(簡易計算で時価総額/FCFを算出し、オーナー利益の概算を出せる場合は時価総額/オーナー利益で計算)。

BtoBがメイン事業でマイナーなサカイオーベックス(3408)の場合、直近6年程度のFCFが時価総額と同等となっており、かなり割安感が高いです。

パイロットの場合は直近5年のFCFで計算すると16年(時価総額/FCF=16倍=投資利回り6.25%)となっておりサカイオーベックスに比べると割高感があります。

しかし、100社程度計算するとわかりますが、殆どの企業で20倍以上の数値となっており、PERが低いとされるトヨタ自動車などは100倍、コマツは33倍という数字が出てきます。

山田太郎(左)

通常のPERと時価総額/FCF(波平は「簡易オーナー利益PER」と呼んでいる)は似た概念ですが、企業の割安感をより適切に評価しているのは「簡易オーナー利益PER」です。トヨタなどは現状維持のために膨大な設備投資(投資CF)が必要なため、FCFが殆ど出ていません。そのため、投資対象からは除外しています。

パイロットはBtoCでブランド力あり

このように非常に綺麗なキャッシュフローの推移をしており、時価総額/FCFでも割安感があるパイロットはBtoCビジネスをメインで手がけています(正確にはBtoBtoC)。

また、パイロットのボールペンやシャーペンはブランド力があると共に、コカコーラのようにイノベーションが起こりにくい業界です(Apple Pencilなどが出てきても実質的な競合にはならないと考えています)。

パイロットの利益率
(画像引用元:マネックス証券)

さらに、営業利益率は約20%、ROEもここ6年は10%を超える水準を維持しており、収益性の面でも問題ないです。もちろん経営環境などが激変した場合、急激に収益性が悪化する可能性がありますが、現時点では株価の下落はポジティブに捉えることができます。

パイトットへの株式投資まとめ

パイロット
(画像引用元:マネックス証券)

いかがだったでしょうか?5年間のチャートを見る限りでは悪くない水準での投資と言えます。もちろん今後、株価が下がる可能性は否定できませんが、万が一、価値が0円になったとしても、まだ100株しか持っていないので損失はわずか34万円程度しかありません。今回の記事が株式投資の参考になりましたら幸いです。