百年投資家

高校生の時から株式投資をしている30代の人。10代から始めた株式投資と20代前半から始めた不動産投資・事業経営で財を作り20代後半から一応セミリタイア中。趣味は旅行とビジネスと投資なのでセミリタイアしたけど小さな会社経営や投資活動をしています。尊敬している投資家はウォーレン・バフェット。

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オービック(4684)は理想とするキャッシュフロー推移の会社

こんにちは百年投資家の株式投資です。今回は個人的に理想とするキャッシュフロー推移の会社であるオービック(4684)について見ていきたいと思います。

オービックは会計システムを中心に業種ニーズに特化したERPの販売をしています。BtoBビジネスですが非常に優れたビジネスを保有しており、これまでに膨大な利益を上げてきました。

オービックのキャッシュフロー推移

オービックのキャッシュフロー
(画像引用元:マネックス証券)

オービックのキャッシュフローは上記の通りです。営業キャッシュフローとともにフリーキャッシュフローが年々増加しており、貸借対照表(B/S)には膨大な現金が積み上がっています。

投資CFを見ればわかるように殆ど投資CFを計上していませんが営業CFが年々拡大しています。これだけ綺麗なキャッシュフローの推移は上場企業でも珍しく、非常に強固な競争優位性を保有している事が伺えます。

オービックの株価の推移

オービックの株価
(画像引用元:Kabutan)

オービックの2000年からの株価の推移を見るとITバブル崩壊後は横ばいで、大幅な上昇は最近である事がわかります。現在では強固なビジネスモデルとなっていますが、リーマンショック前の好景気時は意外と株価は上昇しませんでした。

現在は2009年以降、好景気が続いており、特にアベノミクス以降は顧客のIT投資意欲が追い風になり、業績を伸ばしています。

個人的にオービックについて調べきれていないので「リーマンショック後などの不景気時の業績がどのように推移したか?」「当時はなぜ業績が伸びなかったのか?」などを調べてから投資の意思決定をする予定です。

百年投資家はオービックに投資するか?

オービックの現在の一株利益は直近で295.3円なのに対し、株価は9,250円なのでPERは33.56倍です。今後も成長が持続する可能性が高いですが、成長自体をかなり織りこんでおり、個人的にはこの水準から株式投資を行う予定はありません(BtoBビジネスということもあり、景気後退局面は過去のチャートを見る限りでは意外とパッとしないかもしれません)。

投資家の仕事は基本、待つ事なので買ってもいい水準になるまでひたすら待ち続けたいと思います。今回の記事が株式投資の参考になりましたら幸いです。

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