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日本テレビホールディングスの銘柄分析!業績・CF・投資指標の推移は?

2019年9月30日

こんにちは波平の株式投資ブログです。今回は関東広域圏を放送対象地域とするテレビ放送の民放大手である日本テレビホールディングス(9404)について分析していきたいと思います。

日本テレビホールディングスのキャッシュフローを分析

日本テレビホールディングス(引用元:マネックス証券)

画像は日本テレビホールディングスの営業キャッシュフロー(投資CF)、投資キャッシュフロー(投資CF)、フリーキャッシュフロー(FCF)の推移です。

営業CFは若干の増加傾向となっています。2017年3月期の投資CFが111,347百万円と大きい点が気になりましたが内容としては有価証券や投資有価証券の取得が主なのであまり気にする必要はなさそうです。

投資CF

投資CFの内容的にPFCFR(株価フリーキャッシュフロー倍率)を計算するよりもPOPR(株価オーナー利益倍率)を計算した方が良さそうなので直近6年間の平均POPR(株価オーナー利益倍率)を計算してみると「369,350百万円(時価総額)÷25,400百万円(6年間の平均オーナー利益)=14.5倍」となりました。

利回りは6.9%(1/14.5=6.9%)となっており、若干の成長力がある点を加味すると収益力に対して割安感があると言えます。

日本テレビHDのオーナー利益

日本テレビHDのオーナー利益は「営業CF−有形固定資産の取得による支出」で計算を行なっています。日本テレビHDでは投資CFの中にメンテナンス投資では無い有価証券取得や投資有価証券取得が多く含まれているため、PFCFRで割安か否かを計算することは最適ではありません。

日本テレビホールディングスの各種投資指標を分析

各種投資指標

  • PBR(実):0.47
  • PER(予):10.8
  • ROE(実):5.41%
  • 配当利回り:2.50%
  • 経常利益率:13.51%
  • 営業利益率:11.71%
  • 自己資本比率:78.7%
  • 6年間の平均POPR:14.5倍

日本テレビHDの各種投資指標は上記の通りです。ROEはPBR÷PERで求める事ができるので低くなっています(デュポン式で言うと回転率と財務レバレッジが足を引っ張っています)。

ROEを分解

ROE (当期純利益/株主資本) = 売上高当期純利益率 × 総資本回転率 × 財務レバレッジ × 100 = (当期純利益/売上高) × (売上高/総資産) × (総資産/株主資本) × 100 = 売上高当期純利益率 × 総資本回転率 × 財務レバレッジ × 100 = PBR(株価純資産倍率)÷PER(株価収益率)

PBRは0.47倍となっており、保有資産の簿価と時価が同一ならば50円で100円を買うような投資を実現する事ができます。

資産や負債の内訳としては下記のようになっており、投資を行なった場合、下記のような資産と負債の一部を手にする事ができます。

流動資産

  • 現預金:474億円
  • 受取手形及び売掛金:1009億円
  • 有価証券:520億円
  • その他:354億円
  • 流動資産合計:約2357億円

固定資産

  • 建物及び構築物:656億円
  • 土地:1676億円
  • その他:412億円
  • 有形固定資産合計:約2744億円

無形固定資産&投資その他の資産

  • 無形固定資産合計:300億円
  • 投資有価証券:3636億円
  • その他:378億円
  • 投資その他の資産合計:4014億円

負債

  • 流動負債:1007億円
  • 固定負債:937億円
  • 負債合計:1945億円

時価総額

  • 時価総額:3651億円

流動資産で全負債を完済する事ができるため、実質的な負債は0と言えます。保有している土地の詳細はわかりませんが以前、東京都千代田区四番町5番地9周辺の土地2,628.25㎡を231億5千万円で取得しています。

所有している土地と投資有価証券の合計簿価は1676億円+3636億円=5312億円となっており、これらの時価が時価総額(3651億円)を上回っていれば、100円以下で100円を買うような投資を行う事ができそうです。

波平は日本テレビホールディングスへ投資するか?

日本テレビホールディングスの長期チャート
(長期チャートをkabutanから引用)

いかがだったでしょうか?ウォーレンバフェットの場合、ROEが低い日本テレビホールディングスへ投資することは無いでしょう。

一方、ウォーレンバフェットの師であるベンジャミン・グレアムが日本に住んでいた場合、日本テレビホールディングスへ投資するかもしれません。

日本テレビはITバブル時に株価が暴騰しましたがその後は株価は横ばい傾向となっています。

ただ、リーマンショック時にも赤字にはなっておらず、着実に資産を積み上げることはできているので投資先としては悪く無いと考えています。今回の記事が株式投資の参考になりましたら幸いです。


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波平(なみへい)

波平(なみへい)

高校生の時から株式投資をしている30代前半のオッサン。10代から始めた株式投資と20代前半から始めた不動産投資・事業経営で財を作り20代後半からセミリタイア中。趣味は旅行とビジネスと投資なのでセミリタイアしたけど小さな会社の経営や投資をしています。尊敬している投資家はウォーレン・バフェット氏

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