こんにちは100年投資の未来です。今回は建設業を行なっているエムビーエス(1401)・ウエストホールディングス(1407)の銘柄分析について記載して行きたいと思います。
どちらの会社もフロー型のビジネスをメインで手がけているため、営業キャッシュフローやフリーキャッシュフローは安定していませんが、ストックビジネスをM&Aしキャッシュフローが安定化してくると投資先としての魅力が高まります。
エムビーエス(1401)の銘柄分析
画像は外壁リフォームを行なっているエムビーエス(1401)の売上高、営業利益、経常利益の推移です(日本会計基準)。右肩上がりの業績推移となっており、悪くありません。
しかし、フロー型ビジネスの建設業ということもありキャッシュフローの推移は下記のように綺麗でありません。
百年投資家の場合、会計上の利益推移よりもキャッシュフロー推移を重視する傾向があり、基本的に上記のような一貫性のないキャッシュフローの会社へは投資をしません。
建設業ではありませんが不動産系のビジネスをしている会社ならば日本ハウズイングのようなビジネスモデル・キャッシュフロー推移の会社が好きです。
ウエストホールディングス(1407)の銘柄分析
画像は太陽光発電工事を全国展開しているウエストホールディングス(1407)のキャッシュフローの推移です。先ほどのエムビーエスと同様にキャッシュフローの推移はよくありません。
2019年8月27日時点で株価収益率(PER)は10倍以下、配当利回りも高い会社なので投資する人も多いと思いますが、百年投資家は現時点で投資を検討していません。
今後、電力小売業も含めた多角化によって複数のストック型のビジネスを作る事ができれば収益(毎年の営業キャッシュフロー)も安定し、投資先としての魅力も上がると思います。今回の記事が株式投資の参考になりましたら幸いです。