百年投資家

高校生の時から株式投資をしている30代の人。10代から始めた株式投資と20代前半から始めた不動産投資・事業経営で財を作り20代後半から一応セミリタイア中。趣味は旅行とビジネスと投資なのでセミリタイアしたけど小さな会社経営や投資活動をしています。尊敬している投資家はウォーレン・バフェット。

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コムシスホールディングス(1721)の銘柄分析!業績・CF・配当金の推移は?

こんにちは100年投資の未来です。今回はコムシスホールディングス(1721)の業績やキャッシュフロー、配当金などの推移について分析していきたいと思います。

コムシスホールディングス(1721)は日本最大の情報通信建設会社となっており、近年、日本会計基準上の業績は伸びています。

コムシスホールディングスのキャッシュフローを分析

コムシスホールディングス(引用元:マネックス証券)

画像はコムシスホールディングスの13年間のキャッシュフローの推移となっています。事業内容はNTT設備・NCC設備工事を中心に有線・無線ネットワーク工事、ICTソリューション、社会システム(監視システム、防災設備、太陽光発電)事業となっており、フロー型のビジネスが大部分を占めます。

そのため、営業キャッシュフローは安定しておらず、年によって大きく変動する傾向があります。

直近13年間の平均PFCFR(株価フリーキャッシュフロー倍率)を計算すると「423,705百万円(時価総額)÷6,878百万円(13年間の平均FCF)=61.6倍(利回り1.6%)」となり現在はカナリ割高な水準で取引されています(PERは15倍程度、PBRは1.4倍程度、配当利回り2.50%程度)。

営業キャッシュフロー(営業CF)やフリーキャッシュフロー(FCF)がオービックのように綺麗な右肩上がりのトレンドになっている場合、高いPFCFR(株価フリーキャッシュフロー倍率)でもある程度の説明がつきますが、コムシスホールディングスは営業CFやFCFは良くても横ばいトレンドなので割高だと感じます。

百年投資家やバフェットはコムシスホールディングスへ投資するか?

コムシスホールディングス(引用元:マネックス証券)

セブン&アイ・ホールディングスなどウォーレン・バフェットが好きそうなブランド力があり、消費者独占力があるストック型ビジネスを主体とする会社でもPFCFR(株価フリーキャッシュフロー倍率)は20倍前後となっています。

コムシスホールディングスはBtoB事業をメインで行なっており、キャッシュフロー(主に営業CFとFCF)の推移も綺麗ではありません。

そのため、少なくとも現在の株価が1/3程度にならない限り百年投資家は投資する予定はありません。今回の記事が株式投資の参考になりましたら幸いです。

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