こんにちはバフェット次郎の株式投資です。今回はドル円がどこまで円安に行くのか考察して見たいと思います。2014年に記事を書き、2017年5月に若干更新していますが、予想通り消費者物価PPPで反落しました。今後も円安局面があったとしても消費者物価PPPでドル/円は反落する可能性が高そうです!

ドル/円購買力平価と実勢相場

(公益財団法人 国際通貨研究所より)

1973年を基準年度とする国際通貨研究所のデータによると消費者物価PPPは129.46(1973年基準) 企業物価PPPは99.34(1973年基準) 輸出物価PPPは71.52(1990年基準)となっています。1980年代後半以降企業物価PPPが為替レートの上限として作用してきたが今回の円安相場では大きく抜けてきました。

これを移動平均線などと同じように考えるとココから上昇トレンドが発生しそうですが、あくまで73年を基準とした相対値ですので現在は購買力平価で考えると円が安いと言うことになります。よってPPPからは円高になる可能性が高いと考えられます。

ドル/円相場と経常収支

投資

経常収支は実需の円買い(ドル売り)、円売り(ドル買い)であることから経常黒字は円高要因、経常赤字は円安要因と考えることが出来ます。

今年の上半期に大幅な経常収支の赤字に転落してしまったことから現在は円安要因が大きいと考えられます。ただ、2016年〜2017年で電力会社の高額なLNG(液化天然ガス)の契約も切れますし、2017年からは米国のシェールガスが入ってくるので貿易収支が改善しそれに伴い経常収支も改善すると考えられます。

ただ、米国(米ドル)もシェールガスの輸出をすることで経常収支が改善するのでドル/円相場を見た場合はあまり影響は無いかもしれません。しかし、ユーロ/円やポンド/円などですと相対的に円高になる可能性はあると思います。

まとめ

現在は季節的に需給が良く、株高、リスクオンになりやすい相場なので目先1〜2ヶ月は強そうな気がします。長期的に見れば経常収支、PPPに従う形でトレンドが形成されると思います。ただ、アベノミクスもそうですが政権によって大きく政策がことなり為替相場も大きな変動が起こるため未来の予想は常に変えていく必要があります。