(画像引用元:https://www.keyence.co.jp/)
こんにちは百年投資家の株式投資です。今回は利益率がものすごく高いキーエンス(6861)をバフェット式に分析していきたいと思います。私が知る限り日本の企業でキーエンスを超える営業利益率を誇る製造業は無いと思います。
ここ5年は時代の流れに乗れたということもありますが非常に強固な製品群を持っていることが伺えます。
キーエンスのキャシュフローを分析
(画像引用元:マネックス証券)
キーエンスのキャッシュフローは上記の通りです。決算月を年度も変更しているため営業キャッシュフローの推移があまり綺麗で無いように見えるかもしれませんが、実際には綺麗なキャッシュフローの推移となっています。
ただ、営業CFを伸ばすために、投資CFを増やしているのでフリーCFは少なく、この点はオービックなどの会社の方が優れていると言えます。
百年投資家はキーエンスに投資するか?
百年投資家はキーエンスの主力商品であるFAセンサーのことが正直よくわかっていません。そのため、現時点では投資を行なっていませんし、少なくとも業界構造や業界の脅威、競合分析などができていない状況で投資をする予定はありません。
キーエンスは投資したい会社ではある
今の時点では投資は行いませんが、キーエンスは上記のように4半期決算で見ても右肩上がりの業績となっています(異常なくらい高い営業利益率となっていますw)。
20年を超えるチャートを見てみると2000年から2013年までは株価は伸びていないことがわかります。また、リーマンショック後の2008年に5648円の株価をつけており、景気動向によって業績が落ち込んだ可能性が高いです(まだ調べていません)。
投資するためには現在の主力商品の業界情報を知るとともに20年程度の決算書を読み込む必要があります。株価からの予想だと景気敏感株の可能性が高く、景気後退局面では株価が大幅に下落する可能性が高いでしょう。
また、現在のPERはアナリスト予想ベースで28倍程度と高くなっており、分析は続けますが10倍台に落ちてくるまでは買うことはありません。今回の記事が株式投資の参考になりましたら幸いです。