こんにちは山田太郎の株式投資です。今回はミクシィ(2121)のキャッシュフローと貸借対照表を分析していきたいと思います。

ミクシィはモンスターストライクの大ヒットによりキャッシュフローや利益が大幅に改善しました。ただ、ガンホーなどと同様に第二弾のヒット作が作れないでいることから市場での評価は低く、PERは10倍以下となっています。

ミクシィのキャッシュフローの推移

ミクシィのキャッシュフロー
(画像引用元:マネックス証券)

ミクシィのキャッシュフローの推移は上記の通りです。ここ数年のキャッシュフローの推移は素晴らしく営業キャッシュフローやフリーキャッシュフローが大幅な黒字となっています。

そのため、現在は現預金が約1500億円蓄積されており、時価総額(2150億円)を考えると実質的な事業価値は650億円程度と評価されています。

ミクシィの貸借対照表

山田太郎(左)

ミクシィはB/Sを見れば分かる通り無借金で事業経営を行なっています。そのため、株価変動がないと仮定し、現預金を全て自社株買いに利用した場合、PER2〜3倍程度まで低下します。


ミクシィの貸借対照表

現預金をどのように使うかは経営者次第

ミクシィの実質的な事業価値は650億円となっていますが、現預金の使い方を決めれるのは経営者であり株主は直接の決定権はありません。

現預金の使い道としては「配当」か「事業投資」か「自社株買」となりますがミクシィは現在、現預金を配当金に利用しています。

IT系の企業は投資CFを使わなくても人件費投資(人を使ってシステムやコンテンツを作る事)によって成長することができるので配当金に利用する事は悪くないと言えます。個人的には無配決定したクックパッドよりも好感が持てます。

山田太郎はミクシィへ投資するか?

ミクシィのチャート
(画像引用元:カブタン)

ミクシィの長期チャートは上記の通りです。2006〜2008年ごろは国産SNSであるミクシィのヒットにより株価も上昇しましたがその後、他社のSNSの台頭によりミクシィの過疎化が進み株価は212円まで下落しました。

しかし、2013年頃になるとモンスターストライクが大ヒットしたことにより株価は7300円程度まで上昇し、モンスターストライクバブルが終わったことで現在は2000円強まで株価が調整しました。

現在の水準はPERで見ると割安感がありますが、今後も業績は右肩下がりになる可能性が高く、ヒット待ちの数年単位のスイングトレードならば投資しやすいですが10年〜20年単位での投資は少し投資しにくいように感じます。

山田太郎は現在、ミクシィへの投資は0円なので本格的な投資をするなら100株程度、打診買いをした後、決算の分析を1年程度続け、その後、本格的な投資を検討したいと考えています。今回の記事が株式投資の参考になりましたら幸いです。