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バフェットなら投資する?カカクコムの業績を分析

2019年1月25日

こんにちは波平の株式投資です。今回はIT系の優良企業として知られているカカクコム(2371)の業績を分析して行きたいと思います。カカクコムは価格.comや食べログを中心としたアプリ+webメディア事業を行なっており高収益体質となっています。

カカクコムのキャッシュフローを分析

カカクコムのキャッシュフローを分析
(画像引用元:マネックス証券)

カカクコム(2371)のキャッシュフローの推移は上記の通りです。営業キャッシュフローは右肩上がり、フリーキャッシュフローも右肩上がりとなっています。

カカクコムのROE

また、ROEやROA、営業利益率は右肩上がりとなっておりヤフー楽天などのIT企業が規模の拡大に対して利益率や資本効率が悪化しているのと対照的です。

そのため、カカクコムはIT系の企業ですがバフェットが日本に住んでいたら投資していたかもしれません。

カカクコムは自社株買いに積極的

自社株買い

ミクシィの記事でも書きましたが事業で得た利益の使い方を株主(オーナー)が直接選択することはできません。

カカクコムの場合、M&Aはあまり行わず自社サービスを人件費投資によって作ることが多いため投資CFは殆ど必要なくフリーキャッシュフローが膨大に発生します。

発生したフリーキャッシュフローは配当金と自社株買いに使うことが多く、直近でも自社株買いの取得+消却を行なっており、オーナー利益に寄与しています。

波平
ヤフーの場合はM&Aを中心とした多角化を行なっています。また、楽天はM&Aによる多角化とともに最近では携帯電話事業への固定資産投資を行う予定です。M&Aに比べるとカカクコムの自社株買は失敗のリスクが低く、バフェット好みと言えます。

しかし、カカクコムの株価は横ばい

カカクコムの株価推移

カカクコムはこれまで見てきたように非常に優秀なビジネスを保有しており、さらに経営陣は株主利益の最大化を意識している可能性が高いです。

このような会社は通常、株価が右肩上がりに上昇しますがカカクコムの株価は残念ながらここ5年程度は横ばいとなっています。

これは当初のPERが高すぎたことが影響しており2014年のEPS(43.2円)でPERを計算すると「1829(直近株価)÷43.2(EPS)=42.33倍(PER)」となっており当時のPERはかなり高かった事がわかります。

業績推移

波平
ちなみにカカクコムの業績自体は上記のように5年で利益水準が2倍以上に拡大し2013年(33.8円)から2018年(74.8円)まで上昇しています。PERが一定(変わらない)と仮定した場合、株価が2倍以上になるはずですが、株価は上がっていません。

波平はカカクコムへ投資するか?

株式投資の場合、長期投資適格と言える会社は10社に1社は存在します。日本の上場企業は約3700社あるので少なくとも370社程度は投資できる会社です。

しかし、「投資できる会社=割安な会社」ではありません。投資家は投資できる強固なビジネスを保有し、優秀な経営者が経営している会社が割安な水準になった時に投資する事によって大きく儲ける事ができます。

当時のカカクコムのように優秀なビジネスと優秀な経営者がいたケースでも、割高水準(PER40倍程度)にある場合、5年投資しても株主は儲からない事が殆どです。

現在のカカクコムの水準はPER22倍程度まで下がってきているので投資醍醐味はありますが、EPS成長率は落ちてきているため、もう少しPERが下がらない限りは私は投資する予定はありません。今回の記事が株式投資の参考になりましたら幸いです。


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波平(なみへい)

波平(なみへい)

高校生の時から株式投資をしている30代前半のオッサン。10代から始めた株式投資と20代前半から始めた不動産投資・事業経営で財を作り20代後半からセミリタイア中。趣味は旅行とビジネスと投資なのでセミリタイアしたけど小さな会社の経営や投資をしています。尊敬している投資家はウォーレン・バフェット氏

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