百年投資家

高校生の時から株式投資をしている30代の人。10代から始めた株式投資と20代前半から始めた不動産投資・事業経営で財を作り20代後半から一応セミリタイア中。趣味は旅行とビジネスと投資なのでセミリタイアしたけど小さな会社経営や投資活動をしています。尊敬している投資家はウォーレン・バフェット。

FXの基礎 FX

FXプレイヤーの機関投資家

こんにちは百年投資家の株式投資です。今回はFXを行う上で知っておきたいFX(為替)市場のプレイヤーについて記載していきたいと思います。投信投資顧問会社、郵貯、GPFI、企業年金などを称して市場では機関投資家と読んでいます。彼らの運用資産は兆単位の莫大な資産であり、世界の株式市場、債券市場を揺るがす程の規模を持っています。

機関投資家

FXのプレイヤー

日本の機関投資家の一般的な運用方針は、運用資産の3-4割程度を海外の株や債券で運用する事です。かれらはこの巨額の資金を外貨建てで運用するにあたり、常に為替市場をにらみつつ、運用金額やタイミングを計り外貨建て資産を買う為の外貨を調達しています。

このような機関投資家が政策や戦略的に運用方針を変更しポートフォリオの見直しをする場合は為替に大きなインパクトをもたらします。

最近では約130兆円もの巨額なマネーを運用するGPIFのポートフォリオ変更は株式市場、為替市場へ大きなインパクトを与えました。GPIFのポートフォリオ変更としてこれまで10%強だった外国株式と外国債券の割合をそれぞれ25%と15%とするものでした。

このポートフォリオ変更は円を売って外貨を買いその外貨を外国の株や債券へ投資するものです。これによって大きな円安圧力が恒常的にかかり急速に円安が進行しました。

ただ、ポートフォリオ変更後はこのような恒常的な円安圧力が剥奪し、実態以上に円安に傾いた為替市場は円高に推移する可能性があります(あくまで可能性であって、為替市場はたくさんのプレイヤーによる合意形成で価格が成り立っているので一プレイヤーだけの動向で決定するわけでは無い点にも注意が必要です)今回の記事がFXのスワップ金利投資や両建て裁定取引の参考になりましたら幸いです。

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