波平(なみへい)

高校生の時から株式投資をしている30代の人。10代から始めた株式投資と20代前半から始めた不動産投資・事業経営で財を作り20代後半からセミリタイア中。趣味は旅行とビジネスと投資なのでセミリタイアしたけど小さな会社の経営や投資をしています。尊敬している投資家はウォーレン・バフェット氏

医薬品・医療機器株

星医療酸器(7634)の業績・CF・配当・オーナー利益分析

こんにちは波平の株式投資ブログです。今回は医療用ガス首位の星医療酸器の業績・CF・配当・オーナー利益を分析していきたいと思います。

星医療酸器(7634)のキャッシュフロー・業績推移

星医療酸器のキャッシュフロー推移(引用元:マネックス証券)

画像は星医療酸器の営業キャッシュフロー(営業CF)、投資キャッシュフロー(投資CF)、フリーキャッシュフロー(FCF)の推移です。

こちらもソフト99などと同様に非常に綺麗なキャッシュフロー推移となっており、好感が持てます。

波平が株式投資先を分析する場合、初めにキャッシュフローの推移を分析します。フリーキャッシュフローが毎年出ていて、配当金よりもフリーキャッシュフローが多ければ、その分だけ会社には富が蓄積されていきます。

また、業績推移を見ても売上高は綺麗な右肩上がりとなっており、ストック型の良いビジネスモデルであることが伺えます。

一点、気になる点としては利益率の低下で営業利益率が2007年から右肩下がりに下がってきています。

売り上げが上昇している局面での利益率の低下は積極的な販促活動による場合は問題ないのですが、競合品の台頭や競争環境の激化、経済的な堀(競争優位性)の縮小などの可能性もあるため、注意深く観察していく必要があります。

利益率の推移(引用元:マネックス証券)

 

星医療酸器の割安度分析:株価オーナー利益倍率は?

星医療酸器のオーナー利益の推移やオーナー利益倍率は上記のようになっております(星医療酸器の場合、オーナー利益は「営業CF−有形固定資産投資−リース債務=オーナー利益」で計算を行っています)。

POPR(株価オーナー利益倍率)は11月10日の株価で24.2倍となっており、そこまで割安感はありません。しかし、星医療酸器は貸借対照表上、全負債を大きく上回る膨大な余剰現金を保有しており、この余剰現金を加味して実質POPRを計算すると15.7倍となります。

(引用元:マネックス証券)

また、2020年3月期は成長のための投資であるライフステージ阿佐ヶ谷の土地建物取得で1,250百万円の設備投資が行われているため、この部分を控除して2014-2019で実質POPRを計算すると11.5倍とかなり割安感が出てきます。

星医療酸器の経済的な堀の分析(定性分析)

星医療酸器は医療用ガスの製造・販売、在宅医療支援サービス(在宅酸素療法・在宅人工呼吸療法・CPAP療法による医療機器)、医療用ガス配管工事、介護福祉用具レンタル、介護サービス施設運営を行っています。

経済的な堀

経済的な堀(競争優位性)は大雑把に分類すると「無形資産(ブランド・特許・行政の許可)」「乗換コスト」「ネットワーク経済」「低価格販売力(製造工程・立地・規模の経済など)」の4つの視点から分析します。当てはまる項目が多ければ多いほど、経済的な堀が広い(競争優位性が高い)と判断できます。

ビジネスのストック性

ビジネスのストック性は「ストック性が高い (ストックビジネス )」「ストック性が低い(フロービジネス)」で判断します。ストック性が高いビジネスの方が収益が安定するため、評価が高くなります。

この会社を上記の2点で分析すると在宅人工呼吸療法・CPAP療法などの事業を中心に高い「乗換コスト(スイッチングコスト)」を保有していると考えられます。

また、関東地域を中心にシェア3割りを保有していることから規模の経済による低価格販売力があるかもしれません。また、一度契約を獲得すれば定期的な収益になりやすいビジネスモデルのため、不動産賃貸業に近いレベルのストック型ビジネスと言えそうです。

他の業種や業態などのビジネスと比べると経済的な堀が広い良いビジネスを保有していると考えられます。

星医療酸器の株主還元姿勢

配当金の推移

星医療酸器はキャッシュフローや業績推移などの定量分析ではまずまずの割安度、経済的な堀などの定性分析では非常に良いビジネスを保有していると考えています。

ただ、配当利回りは1.4%程度となっており、配当金の推移を見てもソフト99のような綺麗な右肩上がりではありません。

また、ホームページ上のIR情報も充実しておらず、株主への還元姿勢や情報開示姿勢はあまり良いとは思えませんでした。

星医療酸器(7634)への株式投資まとめ

波平は現在、星医療酸器(7634)への投資はネオモバイル証券を利用して20株程度投資を行っています。

ソフト99レベルの割安感や配当金推移ならば100株レベルで購入していきたいと思っていますが、現時点では割安感もそれほど高くないため、これまで通り、単元未満株で少しずつ買っていく予定です。今回の記事が株式投資の参考になりましたら幸いです。

よく利用している証券会社

SBIネオモバイル証券

【SBIネオモバイル証券】は最近利用している証券会社です。1株単位で投資を行うことができるため、投資単価の高い医療関連株や鉄道関連株などのポートフォリオを作る時や打診買いに利用しています。実質的な手数料はほぼ0円なので分散長期投資をする方にはお勧めできます。

松井証券

松井証券は昔から利用している証券会社です。少し前までは手数料無料の証券会社が殆ど無く、唯一、松井証券だけが10万円までの取引が無料だったので少額取引でよく利用していました。最近は50万円まで手数料0円となり上場企業の殆どの株を手数料0円で購入できます。

マネックス証券

マネックス証券も昔から利用している証券会社です。マーケットボードと銘柄分析スカウターが非常に使いやすく重宝しています。特に銘柄分析スカウターでは個別企業の10年以上の業績推移を一瞬で見る事ができるため、優良割安株を見つけるのに便利です。

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