こんにちは30代オッサンの百年投資家です。今回は自分の頭の整理も兼ねて今後の株価指数の動きについて考察していきたいと思います。
基本的に未来のことなので当たらないと思いますが、指針がないと投資ができないので全体の動きについて考察してみました。
3.11(東日本大震災)ショック時の日経平均のチャート
上記画像は東日本大震災後の日経225のチャートです。今回の新型コロナショックと同様に3月に大きな下げがあったので、今後の参考になるかもしれません。
この時のショックでは3月に1番底、8月にかけて戻りを試し、年末にかけて株価が停滞していきました。
その後、再度上昇しますが、3番底を試しに行き、2013年のアベノミクスから株価は復活し、右肩上がりの上昇となります。
東日本大震災は日本だけの出来事なので世界の株価指数は全く別の動きをしましたが、今回の新型コロナショックは世界中でプチ東日本大震災が発生したような状態なのでチャートの参考になるでしょう。
しかし、個人的にはここまで長引くことはなく以前、記載した下記のブラックマンデーと足して2で割ったような推移を想定しています。
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新型コロナショックはリーマンショックよりもブラックマンデー型チャートになると思う
こんにちは100年投資の未来です。今回は新型コロナショックについて分析していきたいと思います(チャートは全てS&P500で分析しています)。 最近は過去の暴落局面のチャートを分析していますが、 ...
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ブラックマンデーのチャート
ブラックマンデー時のS&P500のチャートは上記のようになっています。日足だとわかりにくいですが、下記のような週足だと底値期間はわずか2ヶ月足らずで1990年にかけて大幅に上昇していった事がわかります。
そのため、今回の新型コロナショックがブラックマンデーのようなチャートパターンとなった場合、短期間で可能な限り株式投資へ現金を振り分ける必要があります。
投資は難しい
こういった暴落局面で購入するのは難しくないのですが、投資のリターンを最大限に引き出すためには可能な限り底値で資金をぶち込む必要があります。
ブラックマンデー型の場合、底値で停滞した期間が短いので短い期間に資金をぶち込んだ方がドルコスト平均で2年間、毎月投資したよりもリターンが大きかったです。
一方、東日本大震災のように長期低迷パターンの場合やリーマンショックのように2番底が1番底よりも深い場合は集中投資期間を長めに設定した方がリターンが大きくなります。
百年投資家の現在の計画としては3月末までに300〜500万円弱の株式投資を行い、その後は現金保有率を高めながら配当金と家賃収入の余剰金20〜30万円程度を毎月ドルコスト平均法で投資して行く予定です。
新型コロナショックでの投資戦略
今回の新型コロナショックでは今の所、株価は下げ止まりを見せていません(日本株は円建てだと下げ止まっていますが、ドル建てだとまだ下げています)。
S&P500の下げ率は30%を超えてきましたが、個人的には米国株は若干割高だったので、もう少し調整する可能性はあると考えています。
一方、米国以外の株式については元々、割高感がなかったため、歴史的な割安水準となっています。東日本大震災やブラックマンデーに近いチャートパターンと考えるならば2番底や3番底がある想定の元でもある程度の額を投資して行って問題ない水準と考えています。
日本株も先週はアンワインドも起き始めましたし、通常のロングポジション以外に、アンワインドの逆張り(両建て)で短期で稼ぐこともできそうです。そのため、長期ポジション以外に、短期の裁定取引も面白い局面と言えるでしょう!今回の記事が株式投資の参考になりましたら幸いです。