こんにちはバフェット次郎の株式投資です。今回は固定相場と金本位制について書いて行きたいと思います。今後、どうなるか判りませんが現在でも中国等はペッグ制(固定相場制)を導入しており、米ドルとの為替レートを一定範囲内で調整を行っています。

固定相場と金本位制

為替取引

金本位制とは金を通貨価値を決める基準として、金を中心に成り立っている為替制度の事です。米国はドルと金の交換を約束し、1ドルと1/35オンスの金の交換を約束していました。

この、1ドル=360円の固定相場制の時代に導入されていた金本位制は、経済状況に合わせて自由に米ドル紙幣を刷るという自由な金融政策を行う事ができない等の理由から現在では採用されていません(金の変換比率以上に貨幣を刷ってしまうとそもそも金本位制が崩壊してしまうため)

現在ペッグ制を採用している国は中央銀行が為替介入をしてレートを一定の範囲内に抑えています。外貨準備高の多い中国等の国の場合は力ずくで一定範囲に抑える事ができますが、小国の場合、アジア通貨危機時のように国の外貨準備高が枯渇し、大幅な通貨安に見舞われる事もあります。

金本位制の崩壊

金本位制の崩壊はニクソン大統領の発表により起こりました。いわゆるニクソンショックというものです。当時、実質的な価値の上がっていた金と増刷によって実質的に価値の下がっていた米ドルとの裁定取引を行う事でドルと金(1オンス=35ドル)を交換する取引が増加しました。そのため、金の保有量が年々減って行き、これに耐えれなくなった米国は金本位制を維持する事ができなくなりました。

このニクソンショックにより、戦後20年以上続いた金本位制による固定相場制は完全に崩壊し、実質的な価値の上がっていた日本円は1ドル=360円の為替レートから数ヶ月で1ドル=308円のレートまで円高が進みました。その後、変動為替制に移行し円高が進行し日本の輸出競争力が大きく低下しました。

このような為替市場の歴史を学ぶ事はFX取引を行う上でも参考になる事柄がたくさんあると思います。今回の記事がFXスワップ金利投資やFX両建て取引の参考になりましたら幸いです。