0.76%固定金利で日本政策金融公庫から資金調達

こんにちは「百年投資家」です。前回に続き今回も1%以下の金利で資金調達をすることができました!!調達した資金は全てこの間購入したテラスハウス一棟+一戸建てセットの代金に使います。

資金調達については毎年の運用を考えると、融資期間を長くして返済比率を落とす事も重要ですがIRRで考えた場合、やはり金利は重要です。今回の融資は全額融資で融資期間10年ですが返済比率は20%〜25%とかなり低く抑えることができます。

資金調達の申し込みで必要な書類

日本政策金融公庫の融資

私の場合、日本政策金融公庫が徒歩5分以内にあるので融資は全て日本政策金融公庫を利用しています!個人事業主と法人(株式会社や合同会社)では必要書類が異なりますが、申し込み時には下記のような資料が必要となります。

  • 確定申告書の控え(2期〜3期分)
  • 消費税・所得税・事業税などの領収書
  • 預貯金通帳
  • 借入金の明細
  • 固定資産税の支払い領収書
  • 借入申込書(公庫からもらう)
  • 企業概要書
  • 登記事項証明書(法人)

一般的には上記のような書類が必要ですが、私の場合は個人事業主と法人を経営しているので個人で申し込むときは法人についての資料、法人で申し込むときについては個人についての資料も必要でした!

申し込み後の面談

資金調達の申し込み後、資料に問題がなければ面談へと進みます。面談と言っても特に難しいことはなく、担当者とビジネスについて話すだけです。収益性のあるビジネスを行っており、自分のビジネスを理解していれば問題ありません。

ビジネスも含め、融資について自信が無いようでしたら行政書士などの専門家へ相談すると良いでしょう!私も行政書士も行っているのでお問い合わせ頂ければ相談にのることもできるかもしれません(笑)

金利について

金利

金利については面談時に教えてもらうことができます。また、事前に相談しておけば、ある程度早い段階で金利について教えてくれます。

私の場合「新企業育成貸付」の新規開業資金や若者起業家資金を使うことが多く、これらの融資制度を利用することで金利を0.4%程度下げてもらっています(下がる金利はケースバイケースで異なります)。いろいろな融資制度があるので担当者にきてみると良いでしょう!

なお、金利が安くなる融資制度については建物部分にしか使えず土地については使えないものが存在します。

そのため、不動産の売買契約書では土地、建物の価格を明記し、建物部分を可能な限り大きな金額にした方が低金利で資金を調達できます。

減価償却費を考えても毎年のキャッシュフローを良くすることができるので建物価格は大きい方が一般的には得です(個人で短期で売る場合は建物価格が安い方が得になる可能性があります)!

抵当権設定登記手続き

不動産を担保に入れる場合は抵当権設定登記が必要となります。抵当権設定では下記のような書類が必要となりますが、公庫の指示通りに行えば良く難しくはありません。

また、公庫からの融資では登録免許税が非課税となります(個人の場合は住民票または印鑑登録証明書を添付、法人の場合は発効日1ヶ月以内の登記事項証明書を添付)。

  • 根抵当権設定契約証書
  • 委任状
  • 公庫の会社法人番号
  • 登記申請書
  • 担保提供する不動産の権利書(登記識別情報)
  • 物件所有者の印鑑登録証明書
  • 法人番号または登記事項証明書(物件所有者が法人)

私の場合、抵当権が設定されていない物件を多く保有しているので設定されていない物件を抵当(根抵当)に入れ金利を0.3〜0.6%安くすることができました。

100万円程度の融資の場合、手間を考えると根抵当権の設定は割に合いませんが数百万円〜の融資の場合金利が0.6%落ちるだけで返済総額が10万円以上異なりますので時間対効果が高いと言えます。

また、根抵当権については一度設定すれば、極度額の中で何度も利用できるので、売る可能性の少ない、長期保有予定物件を抵当に入れ、資金調達で活用すると良いでしょう!

抵当権設定後、融資

融資実行

抵当権設定後、再度、日本政策金融公庫へ行けば融資をしてくれます。登記については難しいようならば司法書士へ依頼することもできます。

相場としては報酬=2万円程度だと思いますがあまりにも高額なようならば簡単ですし、自分で行った方が良いでしょう!今回の記事が不動産投資や資金調達の参考になりましたら幸いです。