こんにちはバフェット次郎の株式投資です。今回は高金利通貨ペア(豪ドル/円)を使った裁定取引(アービトラージュ)について書いていきたいと思います。この裁定取引は複数のFX会社の口座を開く必要がありますがFX会社の口座維持費は無料なので口座開設の手間がかかるだけでスワップ金利差を獲得することができます。

裁定取引(アービトラージュ)とは

裁定取引

裁定取引(アービトラージ)とは、同一の価値を持つ商品の一時的な価格差(歪み)が生じた際に、割高なほうを売り、割安なほうを買い、その後、両者の価格差が縮小した時点でそれぞれの反対売買を行うことで利益を獲得しようとする取引のことです。

全く同一の価値を持つ物以外でも相関係数が1もしくは-1に近い2つのペアを導きだし裁定取引を行う場合があります。例えば、日本株の電力会社などは震災前は相関係数が高く裁定取引で稼ぐことが出来ました(例えば中部電力買いの関西電力売りなどは良く使われた手法です)。また、金とプラチナの裁定取引等も良く使われ需要や埋蔵量から希少性の高いプラチナ買いの金売りという裁定取引もおなわれました。

上記は個人レベルも行われていた裁定取引ですが、最も一般的な裁定取引はヘッジファンド等が行っている日経平均と日経平均の先物の裁定取引です。こちらは同一価値の価格のゆがみを利用しており、3.11の震災時は非常に大きなゆがみが発生した事で有名です。

スワップ金利を利用した裁定取引

FX

スワップポイントを利用した裁定取引には高金利通貨の豪ドル、NZドル、南アフリカランド、トルコリラなどがよく使われます。その中でもスプレッドの割合が比較的小さい事の多い豪ドルはよく使われる通貨です。

スワップ金利の裁定取引具体例

今回は豪ドルでのスワップ金利の裁定取引の説明をしていきたいと思います。今回はヒロセ通商のLION FX(買いのスワップ85円/day 2014年11月11日現在)と外為ジャパン(売りのスワップ-55円/day 2014年11月11日現在)を使って紹介して行きたいと思います。

今回ご紹介するスワップ金利を利用した取引は85-55=30円のスワップ金利の差を利用します。ヒロセ通商で豪ドル/円を10000通貨単位購入すると同時に外為ジャパンで豪ドル/円の売りポジションを10000通貨作ります。例えば両方に5万円入金を行い口座残高10万円で両建てのポジションを作った場合1ヶ月でのスワップ金利差は900円となります。1年では10800円となり、このポジションの年間利回りは10.8%となります。

先生(右)

2017年4月現在、オーストラリア(豪州)の政策金利は1.5%まで下落しています。そのため裁定取引を行ってもスワップ金利差があまりでない可能性がありますので南アフリカランドなどの高金利通貨を使った方が効率的です。

豪ドル裁定取引の注意点

以上がスワップ金利を利用した裁定取引の概要になります。私が調べた限りでは現在のところヒロセと外為ジャパンでの裁定取引が最もスワップ金利差が大きかったです。この取引の注意点としては為替変動により口座バランスの維持が大変な点です。また、スプレッドが大きなFXの会社で取引を行うとスプレッドの回収に時間がかかる点です。以上の2点を注意して行えば為替変動による損失が無く年率5%以上は稼ぐことが出来ます!!