こんにちは【百年投資家】です。今回は都道府県地価調査(基準地価)のニュースについて書いて行きたいと思います。
基準地価
国土交通省が16日発表した2015年7月1日時点の都道府県地価調査(基準地価)は、全国の住宅地・商業地を含む全用途平均で前年比0.9%の下落となり、リーマンショック前の07年以来となるマイナス幅に縮小した。
3大都市圏は商業地が同2.3%上昇にプラス幅を拡大。一方、住宅地は同0.4%上昇したが、前年の同0.5%上昇から伸びが一服した。
(ニュース引用元:http://www.asahi.com/business/reuters/CRBKCN0RG0VV.html)
まとめ
3大都市圏や金沢等では土地の値段が上がっています。一方、地方は相変わらず下落傾向が続いており、土地値で購入する事ができる不動産の場合、2010年や2011年などの安い時期とそこまで変わらない値段で購入する事が出来ます。
今後もこの傾向は続くと思われ地方不動産の場合、価値の減価が数%程度ある事から強めの指値で安く買わない限り売却益を出しにくい状況が続くかもしれません(別の観点から見れば利回りが低い地方物件はキャピタルロスがあることから投資としては失敗する可能性が高いです)。
ただ、不動産の建設コストは年々上昇しており、新築物件の供給余地もそこまで大きくない事が予想され、土地値以下で一戸建てを購入できれば売却益を得れる事も十分あり得ます(実際に地方で売却益を得る事は現在でも可能です)。
また、昨今外国人の訪日が多くなっていると同時に新たな在留資格の新設もされる予定となっています。広義での移民政策が今後行われた場合、不動産価格の上昇とともに家賃の上昇もおこる可能性があります。あまり一点だけに集中せずバランスの良いポートフォリオを構築する事が大切です。
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