東京都・八王子の賃料相場の推移

こんにちは「百年投資家」です。今回は不動産投資をする上で、知っておきたい東京都の家賃相場の推移について書いていきたいと思います。以前更新した2014年の段階の家賃相場と今回更新させて頂いた2017年の家賃相場について見ていきます。

ワンルーム 1K 1DK

八王子の家賃 八王子の家賃
(画像引用元:HOME’S)

2014年の記述

東京と共に八王子のデータも示しています。ワンルーム〜1DK、平米数ですと20平米前後の部屋になります。東京は3月の需要が大きい時期に少しだけ賃料が上がっていますが株価や不動産価格の上昇に比べると家賃相場は殆どあがっていないように感じます。つまり利回りはカナリ下がっています!これはリートなどを見ても同じことが言えます。

2017年の追加記述

2017年と2014年に引用したデータを比べると家賃水準が大幅に下落しています。2013年のものは下記の1LDKや2Kなどと同一家賃になっているので単純に私の転記ミスかHOMESのデータミスだと思います。家賃水準ははやり3月前に若干上昇する推移を示しています。

1LDK 2K 2DK

東京の家賃推移 家賃推移

1LDK〜2DKです。こちらは30平米〜 50平米前後の部屋になります。ワンルームなどと同様3月の繁忙期に家賃が上がっていますが殆ど家賃の上昇が見られません。

2014年頃と比べると家賃水準が上昇している事がわかります。東京では12万円から13万円弱まで家賃水準が上昇しています。また、八王子でも7万円から最大8万円弱まで家賃が上昇しています。

投資の利回り

不動産の価格が変わらなければ利回りが上昇していることになりますが不動産価格も上昇していることから利回りは変わらないか若干下がっていると思います。

2LDK 3K 3DK

東京の家賃推移 東京の家賃推移

2LDK〜3DKの家賃相場の推移でこちらは50平米〜70平米程度の部屋になります。3月の繁忙期にかけて家賃が上昇しその後、下落すると言った傾向があります。2014年頃と2017年を比べるとこちらも家賃が上昇しており、東京都の平均としては1万円程度家賃が上がっているようです。

八王子の分析

八王子では大きな変動がなく家賃は上がっていません。八王子の場合、一戸建てやマンションも比較的安いことから10万円を超えるような家賃水準の場合、賃貸ではなく購入に踏み切る層が多く、家賃水準が上がらない事が予想されます。

東京の家賃推移と不動産投資まとめ

株式会社のメリットとデメリット

2014年の株高の時点で東京の家賃水準を見る限り「不動産価格の上昇」「株価の上昇」「リート価格の上昇」に対して家賃の上昇が全く発生していません。

しかし、2017年の時点では明らかな家賃水準の上昇が見られました。この家賃相場の上昇が継続的なものなのか一過性のものなのかはわかりませんが今後もデータをとっていけば判明すると思います。

不動産投資をする上では家賃は大切な収入源です。基本戦略としては家賃水準が上昇しているところの不動産を購入すれば利回りが上昇する可能性を秘めているので投資対象としては価値があります。

しかし、そのような立地は競合も多く価格が高止まりし現在の利回りが低い可能性があります。今回の記事が不動産投資のエリア選定の参考になりましたら幸いです。