こんにちは今日は不動産の賃料相場について書きたいと思います!!全ての地域ではありませんが私が不動産投資を行っている地域を中心に2012年〜2017年の賃料相場のデータを記載しています。
アパート経営や戸建て賃貸、マンション経営などの不動産投資ではインカムゲインである家賃をどれくらい取れるかによって利回りが決まります。家賃水準が上昇している地域では購入時に比べ、利回りの上昇も期待できます!!
さいたま市と埼玉県の賃料相場
ワンルーム等の物件です。約一年間のデータなので季節要因も否定できないですが、確か去年はこんなには上がっていなかったはずです。2014年、2016年、2017年などの家賃データーにつきましては「埼玉県とさいたま市の賃料相場の推移と不動産投資」で掲載しています。2012年〜2017年の長期で家賃水準はほとんど変化していないことが判ります。
中堅どころの大きさ30平米〜50平米の物件です。上記のグラフだけでみるとアベノミクス以降、家賃が上昇しているように見ることができます。こちらの記事では2014年と2017年を比較して上昇していないとしていますが、2012頃と比べると家賃は上昇しているようです。
50平米〜の大型物件です。こちらは2012年頃と2017年を比べても家賃は上昇しておらず、埼玉県全体ではどちらかというと家賃は下落しています。
東京の賃料相場
2012年〜2013年で少し上昇しています。その後の家賃の推移については「東京都の賃料相場の推移と不動産投資」で書いていますが現在、東京都の平均家賃は8万円まで上昇しています。
1LDKなどの人気の物件もワンルームと同じ推移です。こちらについても2012年に12万円以下だった平均家賃は2016年、2017年では13万円弱の水準まで上昇しています。
2LDKなど50平米〜の大型物件です。2013年の年間推移を見ると家賃相場は下がっています。しかし、その後、家賃相場は回復し現在では16万円弱の水準で安定しています。1LDKなどの間取りに比べるとこの間取りの物件は2012年→2017年で見ると家賃の上昇は起きていません。
群馬県の賃料相場
群馬県についてはこの記事のみで2012年頃と2017年を比較して見たいと思います。
ワンルーム系の賃料推移です。2013年も2017年同様に3月末に向けて家賃相場が上昇しています。首都圏に比べると地方都市は家賃相場が下落していると予想しましたが、数字からは特に家賃が下落している印象は受けません。私自身は2012年に群馬県に投資用区分所有マンションを買いましたが現在でも問題なくフル稼働しています。
1LDKの家賃相場比較です。こちらも3月末に向けて家賃が上昇しています。なお、2012年のボトムが4.7万円に対し、2016年のボトムは4.9万円弱と若干ですが家賃は上昇しているようです!!
こちらは特に家賃は上がっていないようです。他の都道府県も同様ですが以外と2LDK、3K、3DKなどの広めの間取りの物件は家賃が上昇していません。
各都道府県の賃料相場の推移と不動産投資まとめ
画像の引用元HOME’Sです。関連記事については上記をご覧ください。分析した限りでは強いと考えられていた2LDK以上の物件で家賃が上昇していなかったのに対し、ワンルームや1LDKなどの間取りで家賃が上昇していました。
また、群馬県など人口が減少している地域では5年間で家賃が数%は減少しているだろうと予想しましたが意外と埼玉県や神奈川県よりも堅調に家賃が推移していました!!
家賃水準がほとんど下がらないのならば地方不動産投資は利回りの高さから見ると優位性があるように感じます。今回の記事が不動産投資の参考になりましたら幸いです。
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