電気工事士でなくてもできる軽微な電気工事

こんにちは「百年投資家」です。今回はDIY系大家にとっては必須とも言える第二種電気工事の資格について見ていきたいと思います。私も現在、電気工事士の資格を勉強していますが不動産投資でDIY(セルフリフォーム)する場合、電気工事士でなければできない工事と電気工事士でなくてもできる工事を知る必要があります。

第二種電気工事士でなくてもできる工事

リフォーム

  • 電圧600V以下で使用する差し込み接続器、ねじ込み接続器、ソケット、ローゼットその他の接続器または電圧600V以下で使用するナイフスイッチ、カットアウトスイッチ、スナップスイッチその他の開閉器にコード又はキャブタイヤケーブルを接続する工事
  • 電圧600V以下で使用する電力量計もしくは電流制御器又はヒューズを取り付け、又は取り外す工事
  • 電圧600V以下で使用する電気機器又は電圧600以下で使用する蓄電池の端子に電線をネジ止めする工事
  • 電鈴、インターホン、火災感知器、豆電球などの施設に使用する小型変圧器(二次側が36V以下)の二次側配線工事
  • 電柱や腕木その他これらに類する工作物を設置又は変更する工事
  • 地中電線用の暗きょ又は管を設置し、又は変更する工事

一次側と二次側とは

上記の電気工事士でもできる作業の中でもっとも多いのがインターホンの取り付けなどでしょう!この中で意味がわからない言葉として二次側配線工事と言う言葉があります。二次側配線工事についてはネットで調べた限りでは下記のように書かれていました。

一次側配線と二次側配線

ブレーカーの電源側を一次側、負荷側を二次側と言います。家のブレーカーを切ると停電しますが、ブレーカーの電源側には電圧があります。(電気が来ているってことです。)ブレーカー等(スイッチ)の場合、切っても電圧がある方を一次側、電圧が無い方を二次側と表現することもあります。

一次側(幹線工事)は展示会場内の電源引き出し口から、出展者の小間まで電気を供給する為の配線工事です。メインスイッチ(開閉器)の取付まで行います。

二次側(小間工事)小間内の照明やコンセントの取付・配線工事の事です。分電盤の取付も二次側工事の範囲になります。

モニター付きインターフォンは電気工事士がなくても設置可能!?

モニター付きインターフォンは上記のように二次側配線のみの工事で電圧が36V以下ならばDIY(セルフリフォーム)で工事ができるようです。具体的には下記のようなケースでDIYできます(わかりやすい図がありましたので引用させていただきます)。

インターフォン
(画像引用元:アイホンより)

まとめ

電気工事士の試験は合格率が筆記試験、技能試験を通しても40%程度と高いのでしっかり対策をすれば落ちることはありません。

比較的簡単な試験の割には独占業務があり、資格を持っていなければ行えない工事も多いので大家業をする方は取得しておいて損はないでしょう!今回の記事が不動産投資や電気工事士の参考になりましたら幸いです。

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