こんにちは「百年投資家」です。今回は収益物件(アパート、一戸建て、マンション一棟など)の水栓の蛇口から水漏れした場合の修理方法と修理道具について記載していきたいと思います。
蛇口からの水漏れ
蛇口の先からの水漏れはコマパッキンを交換することで直ることがほとんどです。ツーハンドル混合水栓などでハンドルを締めてもポタポタと水が止まらない場合、コマパッキンの劣化や磨耗が原因です。
ツーハンドルタイプの場合、水側かお湯側かどちらからの水漏れかわかりにくいですがコマパッキンは非常に安いので全て新品に取り替えてもいいでしょう!
蛇口からの水漏れ修理費用
業者に任せた場合、1つで2000円から3000円の費用がかかりますが自分で直しても10分程度で直すことができますのでコスパが高いです。
材料費はコマパッキンが50円〜100円、コマが60円〜150円程度なのでコマごと交換しても大した費用はかかりません。不動産投資では空室になったら全てのコマパッキンを一括で交換してしまった方がいいでしょう!水栓の数にもよりますが1時間程度で全て交換できます。費用は500円程度ですし、後々のトラブル防止にも役立ちますのでオススメです!
ツーハンドル混合栓の交換作業の手順
(画像引用元:総合不動産管理センター)
作業手順としてはまず、止水栓を閉めて水が出ないか確認してからキリか細いマイナスドライバー等でカラーキャップを外します。
次にネジを外し、ハンドルを上に引き抜くとハンドルが外れます。ハンドルが外れた後はウォーターポンププライヤーなどの工具を使用し、パッキン抑えを緩めて外します。
するとスピンドルが出てくるのでスピンドルを左に回しコマを外します。コマのパッキンを変える場合、コマを分解しパッキンを取り外します。時間対効果を考えるとコマごと外した方が時間が節約できるので私の場合、最近ではコマごと交換しています!!
水漏れ修理に使う道具
コマパッキンや上部パッキンを交換するための工具としては下記のようなものがあります。私はウォーターポンププライヤーとモンキーレンチを保有していますがカランプライヤーやコンビネーションプライヤーは保有しておりません。
ウォーターポンププライヤー
カシメ部分がスライドして、小さいネジからかなり大きいネジまで使え、水回りの修理に最適な工具です。掴む部分がギザギザなので傷をつけないように、布などを当てて作業します。
モンキーレンチ
口の開きを調整できるので、いろいろなサイズのナットを回せます。ただし、250ミリ以上の大きさが必要なので小さなナットには適しません。
カランプライヤー
ウォーターポンププライヤーの改良型です。布を当てる必要がなく、先の部分は、小さいネジをつかんだり、コマを取り出すのに使えます。
コンビネーションプライヤー
口の開きが一段階広げられるので、大きさによっては使うことができます。こちらもウォーターポンププライヤー同様、ギザギザがあるので布を当てて作業します。
水漏れ修理と不動産投資
ツーハンドルタイプの混合水栓や単水栓は構造が単純なのでDIYで修理可能です。シングルレバー混合水栓の場合、ツーハンドル混合水栓と構造が異なり中に入っているカートリッジを交換する必要があります。
カートリッジはあまり規格化されておらずメーカーによって規格が様々なので修理費用は高くなってしまいます。そんため、本体ごと交換した方が安いケースも多々あり、不動産投資では可能な限り修理ができるツーハンドルタイプの混合水栓を使用した方が良いと感じています。
私の場合、高家賃タイプの物件以外ではシングルレバーはなるべく使わず、ツーハンドルタイプを使用しています(物件数が多くならば修繕費だけでかなりの違いが出てきます)。今回の記事が不動産投資の参考になりましたら幸いです。
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