収益物件の募集対象と募集条件

こんにちは!百年投資家です。今回は収益物件の運用として募集対象と募集条件について書いて行きたいと思います。

全てのビジネスで共通する事ですがお客様をゲットしたいならばどのようなお客様がターゲットになるか知る必要があります。関連記事につきましては「客付け成功の公式」をご覧ください。

賃貸物件の募集対象

登記済証

賃貸物件において賃貸の募集対象としては10秒程考えただけでも以下のような物があります。

  • ペット可に入居したい人
  • ワンルームに2人で入居したい人
  • 日本国籍以外の人
  • 水商売の人
  • フリーターの人
  • 生活保護者
  • 高齢者
  • 母子家庭
  • ルームシェア
  • 短期間借りたい人
  • DINKS
  • ファミリー
  • 学生
  • 転勤者

その地域によって募集対象は異なり募集対象によって募集の条件を決める必要があります。例えば風俗街近くのワンルームマンションで水商売の方を断っていたら客付けは困難になるでしょう!また、地方のファミリー向けマンションで駐車場無しで募集したら客付けは難しいです。簡単な物でいいのでペルソナを作りどのような方が入居するのか考え、その方に対しての募集条件を設定する事が大切です。

この部分については初めての不動産投資マニュアルでも書かせて頂いております。

賃貸物件の募集条件

営業募集対象を決めたら募集条件を考える必要があります。当たり前の事ですが家賃や非常に重要で賃料や初期費用の安い値ごろ感のある物件程、入居者が決まりやすくなります。

家賃決めについては不動産会社へ任せる時に自身で市場調査を行い決まる事が重要です(自分の中で軸を決めてから不動産会社と相談しましょう!)。初めに「スーモ」や「at home」「HOMES」「ヤフー不動産!」などで類似物件の検索を行います。(50件〜200件程度、ネット上で物件調査する事で大体の募集家賃は決まると思います)

そしてさらに電話などで10〜30件程度、競合の物件に問い合わせを行い具体的な場所を調べます。可能ならば直接歩いてその地域の物件を見て回りましょう!その後、大型の地図などを購入し家賃や条件(下記参考)を書き込む事で相場が具体的にハッキリと判りやすくなります。これらの作業は不動産投資においては購入前にやる事が基本です。

  • 敷金、礼金、仲介手数料など
  • フリーレントの有無
  • 各種キャンペーン(設備サービスなど)の有無
  • 更新料の有無

そして「DINKSやファミリーならば長期間住むように探すはずだからランニングコスト(月々の家賃)を競合より安くすると高価がありそう!」「この地域は短期の転勤者が多いから敷金や礼金等は安くして月々の家賃で回収するモデルにしよう」など顧客層をイメージしながら賃料戦略を同時に考える事が重要です。