こんにちは「百年投資家」です。今回は私が2013年頃に出張で出かけた長春の不動産について書いていきたいと思います。長春は以前、満州国の首都があったところで日本が建てた立派な建造物がたくさんありました!!なお、以前親族が長春に不動産を持っていましたが売却したため現在は持っていません。
中国吉林省の不動産と長春
中国の吉林省、長春の不動産を見てきました!もともと満州国の新京があった所です。長春の市区人口は358万人、都市圏人口は750万人の大都市です。だいたい埼玉県や神奈川県と同等規模の人口を誇ります!
吉林省政府が所在し、省内の政治、経済、文化の中心地となっており学園都市として中国国内でも有名でかなりの大学数がありました!日本国内で言うと筑波みたいな感じでしょうか!?緯度は北海道の稚内辺りにありますが内陸という事もあり比較的、暖かかったです!
長春の不動産
立っている住居用の建物は殆どマンションで一戸建ては皆無でした!新築の価格は1平米7000元〜15000元程度と上海や北京等に比べると安いですが日本の地方都市と同等だと思います!上海や北京に比べると格差が少なく学園都市という事もあり富裕層が多い印象を受けました!”1000円、1000円”言って偽物の財布等を売ってくる物売りみたいな方は皆無です。
1平米当たりの不動産価格は今のレート(1元=15.5円)ですと10万円〜20万円程度ですね!100平米ですと1000〜2000万円です、ただ中国の不動産はスケルトンの状態で家具や浴室、キッチン、壁紙すら基本的には付属しておりませんので+500万〜1000万円くらいトータルですとかかります!
(2014年11月更新:最近、中国の不動産をリフォームしたのですが、何と50万円ほどで100平米のスケルトン物件の中身を新装することが出来ました!!人件費が安いので意外と安く済むようです。)長春という立地を考えますと日本の不動産は比較的安く感じます!
ただ現在発展中で、地下鉄やモノレールのインフラ整備が急ピッチで進んでおり今後、不動産価格が上がって行くかもしれません!今回行った限りでは気候が北海道に近く避暑地としては結構いいと思います、建築ラッシュも盛んでまだまだ、町が変化して行くと思います。
不動産投資を考えた場合、長春市は現在は1日300台の自動車が増えているらしく通勤ラッシュの時間帯はかなり渋滞が多発します。12車線の道等もあるのですが車で溢れかえっていますし、横断歩道や信号があまり整備されていないため人が徒歩で移動するのには不便な状況が続いております。また、車ごとに運転が出来ない日をナンバープレートに記載する事で定めているらしいですw、例えばナンバープレートの語尾に04と記載されていれば毎月4日は大通りを運転できないようです!
中国の長春で不動産投資まとめ
中国の当時の状況や日本の都市発展メカニズムや路線価(地価)動向などを踏まえるとモノレールや地下鉄に近い立地の不動産は今後、価値が高まって行くのではないでしょうか!!特に冬は大雪の日が多いので、雪に左右されず運行が可能な地下鉄の駅近の物件はかなり良いと思いました!
地下鉄は国際空港まで今後直結するらしく、中国の国際的な発展とともにますます価値は高まる可能性があります。1000万円前後で購入できるようならば面白い投資対象かもしれません(^^)今回の記事が不動産投資の参考になりましたら幸いです。
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