リフォームの発注先の種類と収益物件

こんにちは今回はリフォームの発注先について大雑把な分類について買いて行きたいと思います。リフォームは管理会社を通して発注するか、大家さんが直接発注するか自分自身でリフォームするかの大きく分けて3つがあります。

リフォームコストを下げることでNOI利回りが向上するとともに投資全体の収益性を図る指標であるIRRも上昇します。不動産投資では「良い収益物件をいかに安く購入するか」が最も重要ですが次くらいに「良いリフォームをいかに安くするか」が重要です!

管理会社を通して発注

リフォーム

管理会社を通しての発注では管理会社の手数料が乗せられるため基本的にはリフォームの元請け会社へ発注するのと同じかそれ以上の金額になる場合が殆んどです。(リフォームの元請けと下請け業者についてはこちら)

ただし、多少割高ではあるものの、管理会社の顔として発注しますから、仕上がりが良くなかった場合の責任は負ってくれます。そういった仕上がり面での保険の意味もありますし、リフォームを管理会社から発注する事はスケジュール調整でも融通が効きます。ただ、これらのメリットを享受する分、コストが割高なのでビジネスとして考えると上手くいかない場合が殆んどです。

大家さん自身が直接発注

大家さん自身で直接発注する方が費用は抑えれます。さらに元請けで下請け業者へ殆んどの仕事を依頼する業者ではなく、自ら施工できる下請け系の業者へ依頼する事で管理会社を通したリフォーム等に比べ半額以下の金額でリフォームを行う事が出来ます。

大家さん自身で直接発注する場合のポイントとしては工事費用だけにこだわるのではなく、大家さん仲間の口コミを頼ったり、仕上がりを自分の目でチェックしたりと費用以外の部分にも注意を払う事が重要です。

セルフリフォーム

不動産投資利回りの計算

最後はセルフリフォームです。大家さん自身が施工するセルフリフォームは自身にそれなりの腕がある事が前提です。しかし、リフォームには時間と質、それに費用の問題もあるため、時間コスト等を加味すると職人(業者)に発注する方がコストパフォーマンスが高い場合が殆んどです。

ただ、リフォームを依頼する場合の勉強にもなりますので不動産投資(不動産賃貸業)の勉強の1つとして自身でリフォームを手がけてみるのも良いと思います。