自動販売機投資と許認可

こんにちは「百年投資家」のナミヘイです。今回は土地、不動産活用としても有効である自動販売機投資と許認可について書いて行きたいと思います。自動販売機投資は不動産投資・アパート経営の一環として行われますが自動販売機投資のみで多額の収益をあげている会社もあります。

自動販売機投資とは

自動販売機投資

自動販売機投資は人件費の面をみても私自身行ってみたいビジネスだったりもします。自動販売機ビジネスで大きな市場シェアを占めるのはジュース類の販売です。ジュース類の販売が多いのは飲料メーカー主導で自販機を開発してきたことも影響しています。

ただ、ジュース類の自販機は単価が比較的安く、暖めたり冷やしたりしなければ行けないことから電気代が多くかかります。その点、タバコの自販機は電気代も安く単価も高い為、ビジネスを行う上では優秀な投資先となります。

タバコ自販機の欠点

しかし、タバコの販売は許認可が必要(たばこ小売販売業許可)なため、簡単ではありません。私自身も禁煙者ですが喫煙者が年々減ってきていますし、先行者優位の市場であり、後発で参入し戦って行くのは簡単ではないです。

自販機に入れることが出来るもの

そのため、別の視点でお菓子を入れてみたり、切符の販売を行ったりする自販機が面白いと思います(秋葉原は参考になりますw)。割引券や切符(回数券)を販売する自販機等は駅近の立地を借りる(もしくは買う)ことが出来ればかなりの売り上げを上げることが出来るでしょう!自販機投資は展開の仕方によってはかなりの収益をもたらしてくれるポテンシャルがあると考えています。

自動販売機投資の許認可

許可

自動販売機の許認可としては先ほどあげたタバコ販売以外にも様々なものがあります。自動販売機投資は不動産投資に組み合わせる形で行われて、アパート一棟の場合やビル一棟の場合などによく使われる手法です(一戸建てなんかでも土地を上手く使うと可能です)。

ジュース類だと必要ないのですが下記のような自動販売機を設置する場合は許認可が必要です。許可を取らないで営業をした場合、罰則があります。

ちなみに、許認可と言えば私も行っている行政書士の仕事です!!許認可業は参入障壁が高くなるため一般的に許認可が無いビジネスに比べると収益性が高くなります。

許認可
  • (1)カップ式自販機:食品衛生法に基づく喫茶店営業の許可
  • (2)調理式食品自販機:食品衛生法に基づく飲食店営業の許可
  • (3)牛乳自販機:食品衛生法に基づく乳類販売業の許可
  • (4)酒類自販機:酒税法による酒類小売店免許
  • (5)たばこ自販機:たばこ事業法によるたばこ販売人の認可

一般的に自動販売機というとジュース類ですが上記のような自動販売機ビジネスを行う場合は許可が必要になるため、世の中を見渡してみてもあまり設置されていません。つまり競合が少ない状態となっています。

ビジネス的な考え方をする場合3C(Customer,Company,Competitor)顧客、競合、自社のバランスを考える必要があり、顧客が多く、競合が少なく、自社の強みを発揮できる市場で戦うのが最も収益性が高まります。

自販機投資においてジュース類は飽和状態ですが大きな市場なのでまだまだチャンスのある市場です!人件費のかからない小売店ビジネスなので単価の高い物を入れることが出来れば非常に優秀なビジネスになると思います(^^)

自動販売機投資・ビジネスまとめ

許認可が必要なビジネスで顧客が多いビジネスと考えると色々アイディアが浮かんできます!医者は参入障壁も高く誰でも行うことが出来ませんが顧客が多い市場なので優秀な職業です!ただ、ビジネス的に考える労働集約的モデルをどう変えて行くかが重要ですね!

一般的な医者はあまりにも労働投入量が多すぎるので投資家としてみると、あまり魅力はありません。今回の記事が自動販売機投資や不動産投資の参考になりましたら幸いです。