客付営業マンの物件案内方法

こんにちは「百年投資家」のナミヘイです。今回は客付営業マンの物件案内方法について記載して行きたいと思います。不動産賃貸業(大家業)において営業マンの物件案内方法を知っておく事は非常に重要です。

意味のある内見と意味の無い内見で書かせて頂いたように意味の無い内見を何度行っても成約(客付け)には至りません。意味のある内見を数多くしてもらう為にはどうすれば良いのかを大家さん自身も考える事が非常に重要です。

不動産営業マンの客付け方法

登記済証

不動産営業マンの物件案内方法としてよく取られる方法が「当て 中 決め」の順で物件を案内する方法です。これは何も賃貸物件だけではなく、売買物件においてもこの順番で物件案内する事が多いです。

当てとは

当てとはその名の通り「当て馬」物件の事です。家賃相場が5万円の地域であなたの投資物件はグレードが低く6万円等の値付けをしている場合、当てに使われている可能性が高いです。入居者からすると「この家賃でこの物件には住みたくないな」と思わせるランクの低い物件を当て物件と言います。

中とは

中とは当ての次に不動産営業マンが見せる物件の事です。入居者からすると「よくはないけど住む事は出来るな」と思わせるレベルの物件の事です。初めの当てに比べると同一グレードの設備で家賃が安かったり、逆に同一家賃でグレードの高い物件の事です。

決めとは

決めとはその名の通り決めに行く物件の事です。”当て”や”中”に比べるとグレード面でも価格面でもお得感のある物件で、例えば地区年数も浅くフローリングで最上階、バストイレ別と言った好条件の部屋の事です。

不動産営業マンの客付け方法まとめ

このような「当て→中→決め」の順で不動産を紹介する事で最後に見た一番良い物件が印象に残り成約に至る可能性が高くなります。よって、自身の物件をどのように決めの物件にして行くかが大家業での1つの鍵になります。

決めに持って行ってもらうためには可能な限り、決まりやすい家賃設定にするとともにリフォームを行い室内を綺麗にしておくことが大切です。また、こまめに不動産会社の営業マンと連絡を取り、自分の物件を覚えてもらうことも重要です。今回の記事が不動産投資や客付の参考になりましたら幸いです。